2009年4月8日水曜日

【億の近道】コラム「モラル・ハラスメント」:山本潤より

欠点を指摘し、努力を促すのであれば、それは、2人の間に、十分な信頼関係が構築されていなければならない。絶対的な信頼関係を築くのが先でした。指導は後からすべきだった。信頼関係という土台がなければ、どんなに指導をしても、効果には限りがあります。

わたしのつたない経験から学んだことなのですが、管理職やリーダーを志す方は、以下の点を含んで行動をしてもらいたいな、と思うのです。

■落ち込んで、それを態度に出せば、他のメンバーに悪影響を及ぼす。だから、 明るく!

■無口はダメ。説明責任を果たさなければ、同僚や部下は、意味を測りかねる。 言いにくい話は、メールではなく、対面で説明すること!

■部下や同僚との1対1の信頼関係を構築しなければ、組織としてのちからは 発揮できない。同僚や部下の成長を気長に待つ!

■フロアー全体に目を配り、仮にモラル・ハラスメントがあれば、会社の問題 として解決しようと努力をするように

■直接的な加害者でなくとも、モラハラを見て見ぬふりをすれば、加害者側に 加担したのと一緒。見て見ぬふりはしない

■大きな声と笑顔。そして、対話すること

どうせ同じ時間を過ごすのであれば、笑顔で過ごしたい。笑顔が友好的な対話を促し、明日もがんばることができる活力となる。心底、分かり合える深い人間的な信頼関係が身近にあってこそ、人は、初めて幸せを実感できるのではないでしょうか。